楽天回線エリアなのにパートナー回線に繋がる→楽天回線で通信可能になった

楽天回線エリアなのにパートナー回線に繋がる

楽天UN-LIMITが本格サービスを開始した当初、エリアマップでは楽天回線エリアのはずなのにパートナー回線につながることがありました。しかし2020年2月現在、僕の自宅周辺や生活圏ではそういったことはなくなりました。

住んでいるのは都心から30分ほどの郊外。職場は都心にあります。ちなみに楽天UN-LIMITのエリアマップ上では都心の職場はもちろん、自宅もサービス開始当初から楽天の自社回線エリア内でした。

しかし契約をした2020年4月からしばらくは、都心では快適に通信できるものの(50〜100MBpsの速度で安定した通信が可能でした)、自宅周辺では楽天エリア内であるにもかかわらず、実際につながるのはパートナーエリアであることがほとんどでした。楽天回線での通信ではないため、毎月利用できるデータ通信量に限りがあります。現在はパートナー回線エリアでは月5GBまで高速データ通信ができますが、サービス開始当初は2GBまでしか使えなかったため、なんとも心もとなかったのです。

1年間無料で使わせてもらっているので文句はありませんでしたが、そのときは無料期間終了後にお金を払ってまで使いたいとは思えませんでした。

2020年12月ごろから自宅周辺でも都心と遜色のない通信が可能に!

本格サービス開始から8ヶ月経った2020年12月ごろ、自宅周辺でもガッチリ楽天回線を掴むようになりました。速度も都心と変わらない十分な速度が出ます。

実は僕の住んでいる自宅があるのは、もともと楽天回線エリアとパートナーエリアの境界線付近。本当にキワキワのギリギリってわけではなく、マップ上では当初からしっかり楽天回線エリアなんですが、隣駅はもうパートナー回線エリア、そんな立地でした。

そんな場所に住んでいることもあってか、当初はなかなか楽天回線を摘みませんでした。しかし半年以上経ってようやく都心エリアと同じように使える回線になりました。自宅から少し離れたコンビニの駐車場に「楽天UN-LIMITの基地局が設置されていた」なんて話も聞いたりしていたので期待はしていました。で、あるとき突然、安定して楽天回線で高速通信ができるようになったのです。その時は感動しました。

今の時代ちゃんと電波を掴んで高速通信ができるなんて当たり前すぎることなんですが、今まで繋がらなかったものがいきなり繋がるようになると、当たり前のことでも嬉しく感じます。

また、自宅周辺だけでなく、今まではパートナー回線エリアだった隣駅、さらにもう1つ隣の駅もパートナー回線エリアから楽天回線エリアになりました。そして自宅周辺と同じように安定した高速通信ができています。

楽天UN-LIMIT 2021年夏までに人口間カバー率96%へ

楽天の自社回線エリアはマップで見るとまだまだ大都市圏に集中していますが、確実に広がっていることを個人的には実感してます。

今回のことは端末の設定を変更したり特別なアプリを入れたわけではなく、単純に楽天回線エリアが広がって自宅周辺がその中に入っただけです。エリアの拡大は地域差があるでしょう。しかし、もし今マップ上では楽天回線エリア内なのにパートナー回線に繋がってしまっていても、遅くない将来、楽天回線エリアで通信ができるようになると思います。

楽天の発表では2021年夏までに人口間カバー率96%に拡大予定となっています。さすがに全国どこでも楽天回線で通信できるようになるというわけではないですが、今現在楽天回線エリアになっているようなところはさすがに楽天回線で通信できるようになるんじゃないでしょうか。今は待つしかないかもしれません。

公式サイトで2021年4月末まで、さらに夏以降の回線拡大予定のマップがみられます。
楽天UN-LIMITサービスエリア

ここ最近ではリモートワークが増え出勤することも減ったし、遠出する機会も無くなり、自宅周辺でほぼ生活が完結します。そのエリアが楽天回線で使い放題になったのはかなり助かります。特に1年無料期間内ではお得感しかないです。

楽天アンリミットは都心の電波の入りやすさも改善している(気がする)

以前は地下鉄の駅構内や電車内ではガッツリ楽天回線エリアの都心でも繋がらないことが多々ありましたが、最近は徐々に改善されてきた印象です。まだ完璧ではないですが。

逆に楽天回線の方が大手キャリアよりもまともに通信できる場合もあります。帰宅ラッシュ時の地下を走る区間(田園都市線の渋谷〜二子玉川間とか)では契約者数の多いドコモ回線はまともに通信できないこともありますが、そんなときでも楽天回線は普通に通信できたりします。これはレアケースだと思いますが。

今は1年無料キャンペーンの期間内ですが、自分の普段の行動圏内ではほぼ楽天回線で通信できているので、これなら無料期間終了後も使ってもいいかなという感覚になってきています。

1年無料もすごいけど、キャンペーン終了後の料金プランも悪くないと思う

2021年3月からは楽天よりも(自社回線で)繋がるエリアが格段に広いドコモ、au、ソフトバンクの大手3社でも20GBまで2,490円(5分かけ放題なし)から2,980円(5分かけ放題あり)で使えるプランがスタートします。※2021年3月現在ドコモは2,700円(5分かけ放題あり)のワンプラン。

今までは「安くてあまり高速通信が使えないプラン」か、「使い放題だけど料金が高いプラン」の2択だったので、月20GB使えて3,000円以下というのは多くの人のニーズを満たすかなり良プランだと思います。

一方のそれに対抗する楽天モバイルの料金プランはUN-LIMITプラン一つだけ。

2,980円で楽天回線エリア内であれば使い放題です(パートナーエリアは月5GB)。1GBまではなんと無料。3GBまでで980円、20GBまでは1980円と、大手3キャリアより500円から1000円ほど安い計算になります。使い放題プランとして比較すると大手よりも3,000円以上安い。

データを使う人にも使わない人にも優しいプランになってます。どのプランにするか迷う必要はありません。1つしかないので。

出典:楽天モバイル

それからやっぱり1年間無料キャンペーンがあるのは大きいですね。上記料金が適用されるのは申し込みから1年後。それまではいくら使ってもタダ。意味がわかりません。いい意味で。

住んでいるのが楽天回線エリア外であっても月5Gまでは使えて1年無料ならとりあえずは文句を言う人もいないのではないでしょうか。もともとデータ通信をあまり使わない人は楽天回線エリアだろうがパートナー回線エリアだろうが申し込まな意味がわからないという状態になっています。キャンペーン中なら1年はタダ、その後も月1GBまでならずっとタダ。1GB以上3GB以下なら月980円。かなりいいと思うけどなー。

確かに楽天回線で通信できるエリアは大手3社に比べれば劣ります。それでも生活圏のほぼ全てで楽天回線を使えるような場合、個人的にさほどストレスは感じません。もちろん楽天回線エリアかパートーナー回線エリアかを問わず、大手3社に比べて繋がりにくい場所もあると思います。自分の生活するエリアではどうなのか、それを確かめるための1年無料期間です。また楽天の公表では2021年夏までにかなりエリアが広がるみたいなので楽天UN-LIMITがより多くの人の選択肢に入ってくると思います。

この記事を読んでくださっている方はすでに楽天UN-LIMITを契約している方も多いと思いますが、まだの人はとりあえず1年無料キャンペーンが上限の300万人に到達する前に早めの申し込みをおすすめします。

【公式】楽天モバイル|楽天UN-LIMIT