Galaxy A20 SVC46で楽天モバイルアンリミットを検証してみた

Galaxy A20で楽天モバイルを使う

楽天モバイルのRakuten UN-LIMITをGalaxy A20 SVC46(UQモバイルSIMフリー版)で使用したレビューです。

現在すでにメイン機のiPhone12 Proで楽天UN-LIMITをeSIMにて利用していますが、サブ機であるGalaxy A20も楽天アンリミットで運用をおこなうために、今回新たに新規で回線の申し込みをし、開通作業からGalaxy A20でおこないました。

au版のGalaxy A20で基本的に同じように使えるので、Galaxy A20で楽天アンリミットの利用を検討している人の参考になれば幸いです。ドコモ版Galaxy A20 SC02Mで楽天アンリミットを利用す場合はこちらをご覧ください。

Galaxy A20 SVC46で楽天アンリミットは問題なく利用できるのか?

Galaxy A20で楽天アンリミットを使う

Galaxy A20 SVC46は楽天モバイルが自社で接続検証を行い、オフィシャルに利用可能な機種であることを認めた、いわゆる「動作確認端末」にはなっていません。とはいえ、実際はGalaxy A20でも楽天アンリミットを利用するが可能です。

楽天モバイルのホームページ上では「対応製品一覧」以外にも自分の持っている端末で楽天アンリミットが利用できるかどうかを確認するための「ご利用製品の対応状況確認」というページがあります。

そこでGalaxy A20 SVC46は「このスマートフォンは一部の機能がご利用いただけます」と記載されています。

“一部の機能”とはどういうことか。Galaxy A20で開通作業をし検証を行いました。

結論からいうと2021年3月現在では一通りの機能が利用可能でした。ただし、端末のソフトウェアのバージョンによってはテザリングが利用できない場合があるようです。

詳しく内容をみていきましょう。

Galaxy A20で楽天アンリミットの開通手続きを行う

 

Rakuten UN-LIMIT申し込みページからGalaxy A20に合わせnanoSIMサイズで新規回線申し込みをおこないました。申し込みから2日後にSIMカードとスタートガイドが届きました。(火曜日申し込み→木曜日配送完了)

開通手続きと言っても届いた楽天UN-LIMITのSIMをGalaxy A20に挿入するだけでけ。これで開通手続きは完了です。このときにWi-Fiはオフにしてモバイルデータ通信(楽天モバイルの回線)で通信できる状態にする必要がありあます。

SIM挿入から開通までには数分から10分程度かかることもありますが、今回は1分以内に電波をキャッチしインターネット接続が可能になりました。

以前別の機種で開通させたときは、もう少し時間がかかりました。電波をキャッチせず圏外表示になる場合は再起動してしばらく待つことで繋がることが多いです。

ちなみに今回は楽天回線エリア内で開通手続きを行っていますが、開通手続き自体はパートナー回線エリアでも可能です。

キャリア版のGalaxy A20で楽天モバイルを利用する場合はSIMロック解除が必要

auなどで契約したキャリア版のGalaxy A20で楽天UN-LIMITを利用する場合は事前にSIMロック解除の手続きが必要になります。

SIMロック解除は各社マイページにログインして手続きできます。UQモバイル版は元からSIMフリーなので特別な続きは必要ありません。

【au】SIMロック解除手続きページ

【ドコモ】SIMロック解除手続きページ

Galaxy A20で楽天アンリミットを利用するときのAPN設定について

今回は特に手動の設定は必要ありませんでした。Galaxy A20で開通後、自動で楽天モバイルのAPNが選択され問題なく利用できています。

galaxy a20 rakuten apn

【Galaxy A20×楽天UN-LIMIT】データ通信、音声通話、SMS送受信、テザリングの検証

楽天モバイルでは楽天が動作確認をおこない「対応製品」としてリストアップしている端末以外では一部機能が使えない場合があります。Galaxy A20は対応製品一覧には入っておらず、「一部機能が利用可能です」という記載になっています。

約1年前に初めて楽天アンリミットを利用した、HUAWEIのP20liteではデータ通信とSMSの送受信、テザリングは可能でしたが、スマホ本体の音声通話は利用できませんでした。

楽天アンリミットをP20liteで使ってみた

P20liteでも楽天のRakuten UNLIMITが使える話【一部制約あり】

2020年4月9日

今回Galaxy A20で行った検証の結果は次の通り。

音声通話
データ通信
SMS送受信 ◯(△)
テザリング ◯(△)

音声通話

楽天回線エリア、パートナー回線エリアともにスマホ本体の電話機能で発信、通話が可能です。音声回線を利用した通話ではありませんが、もちろん楽天Linkアプリでの通話も可能です。

データ通信

楽天回線、パートナー回線ともに問題なく利用できます。速度については後述しています。

SMS送受信

a20 rakuten link sms
a20 sms

 

楽天Linkを利用したSMS(ショートメール)の送受信は楽天回線、パートナー回線ともに可能。

端末本体のメッセージアプリのSMS機能は楽天回線エリアでのみ可能です。これはGalaxy A20に限った話ではなく「対応製品一覧」にある端末以外の多くのAndroid端末共通です。

よって、下で説明していますが、パートナー回線エリアに住んでいる場合は楽天Linkアプリ利用開始時に注意が必要です。

テザリング

現状では楽天回線、パートナー回線ともにテザリングが利用できています。

テザリングの利用はソフトウェアのバージョンによって利用できない可能性がある

テザリングを利用する予定がない人は読み飛ばしてもらって大丈夫です。→次の項目【Galaxy A20に楽天Linkアプリをインストールする】へどうぞ

2021年3月21日現在、Galaxy A20で利用できる最新バージョンのソフトウェアでは特別な設定は必要なくテザリングが利用できます。

しかし、過去のソフトウェアのバージョンではテザリングが利用できない、もしくはAPNの設定を変更しないと利用できないバージョンがありました。最新のバージョンではAPNの手動入力、設定値の変更することなくテザリングが可能になっています。

ちなみに今回検証した端末(UQモバイルSIMフリー版Galaxy A20)のビルド番号(バージョン)は以下の通り。

検証時のビルド番号:QP1A.190711.020.SCV46KDU1BUB2

ビルド番号確認方法:「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア情報」→「ビルド番号」で確認可能です。

今後ソフトウェアの更新でテザリングができなくなった場合の対処法を考える

2021年3月21日現在の最新バージョンのソフトウェア(ビルド番号:QP1A.190711.020.SCV46KDU1BUB2)ではテザリングのが可能ですが、今後ソフトウェアの更新によって利用できなくなる可能性もないとは言い切れません。

その場合は過去の事例を参考にAPNの設定値を変更することでテザリングが利用できるかもしれません。※できないかもしれません。

過去にGalaxy A20と楽天アンリミットの組み合わせでテザリングが利用できないソフトウェアのバージョンだった場合に、以下の方法でテザリングが利用できるようになっていたようです。

APNの設定にて「APNタイプ」にdunを追加する。

APNタイプの初期設定値が「default,supl」の場合、dunを追加して、「default,supl,dun」に変更します。

※今のところ最新のソフトウェアであれば変更は必要ありません。(2021年3月現在)

まず初めに楽天LinkアプリをPlayストアからダウンロード、インストールしました。楽天アンリミットはスマホ本体の電話機能を使った通話は30秒20円の通話料が発生するため、基本的には通話料が無料になる楽天Linkアプリを利用して電話をかけることになるので、とりあえずインストール必須のアプリです。

また、楽天Linkのインストールおよび利用は新規申し込み特典であるポイントを受けとる条件になっているという意味でも導入は必須です。

ポイントプレゼントキャンペーンの詳細は公式サイトでご確認ください。
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楽天Linkアプリの初回承認は楽天回線エリアで行う必要がある

楽天LinkアプリをAndroid端末で利用する場合は、インストール後にSMS(ショートメール)を受信して認証を行う必要があります。

このSMSはスマートフォン本体のメッセージアプリで受信する必要がありますが、パートナーエリアでSMSの受信ができるのは楽天が公式に「対応製品」と認定している数少ない機種だけです。

Galaxy A20を含め多くのAndroid端末では楽天回線エリアでこのSMSを受信する必要があります。

ちなみに認証後の楽天Linkアプリで利用できるSMS機能はパートナー回線でも利用が可能です。

住まいが楽天回線エリアの場合や、通学、出勤で楽天回線エリアに行く人はあまり問題にならないかもしれませんが、生活圏がパートナー回線エリアの場合はすこし厄介で、楽天Linkアプリ利用開始時の認証用のSMSを受信するために楽天回線エリアに出向く必要があります。

それ以外の方法としては「楽天回線対応製品一覧」リストにある端末を持っている人に端末を借り、自分の楽天モバイルSIMカードを挿入し、楽天Linkの認証SMSを受信することで楽天Linkの利用を開始することも可能です。楽天Linkの初回認証はSIM単位での認証なので、一度ログアウトしてもらう必要はありますが、借りた人のスマホに元々入っていた楽天Linkアプリに影響を与えることはありません。SMS認証が済んだら自分の端末に戻して楽天IDとパスワードでログインすればOKです。

ただ周りに「楽天回線対応端末」を持っていてる人を探して、なおかつSIMを入れ替えさせてくれとと頼むのはなかなか難しいと思うので、少々手間ですが初めだけ楽天回線エリアに行く方が現実的だと思われます。

楽天Linkアプリの使い心地・音質

楽天Linkアプリを利用した通話は音声回線ではなくデータ通信を利用した通話になりますが、電話をかけた相手に表示される番号は090,080,070の携帯電話番号です。普通の電話と同じ感覚で使えます。

この楽天Linkは携帯電話回線網を必須としないので、たとえ圏外であってもWi-Fiに接続すれば通話が可能です。

インストール後に必要なSMS認証は楽天回線エリア内で、スマホ本体のメッセージアプリを利用する必要がありますが、認証後は楽天Linkアプリ内のSMS機能が利用でき、TwitterやUber Eats等の登録に必要なSMS承認は楽天LinkのSMSでOKです。

音質に関しては問題なく通話できるレベルです。近年はVoLTE技術を使った通話の普及により、通常の音声回線を利用した通話は音質が向上しています。それに比べれば若干品質は落ちますが、LINEの通話などに慣れていれば問題なく使えるレベルだと思います。

緊急通報ダイヤルには発信できない

少し注意が必要なのは110や119などの緊急通報ダイヤルには発信できないこと。その場合はスマホ本体の電話機能を使う必要があります。ただ、緊急通報ダイヤルはもともと通話料金が無料なのでわざわざ楽天Linkから発信する必要はありません。

またナビダイヤルへの発信はLinkアプリを利用した無料通話の対象になりませんが、これは他のキャリのかけ放題を契約していても同じです。

Galaxy A20×楽天アンリミットの速度計測結果

今までにGalaxy A20以外にHUAWEI P20lite、iPhone XS 、iPhone12 Proで楽天モバイルの楽天アンリミットを利用してきましたが、同じ条件(同時刻、同箇所)で計測をしても端末によって通信速度の計測結果は異なることがあります。

Galaxy A20では以下のような結果になりました。

・楽天回線エリア

楽天回線エリア
楽天回線エリア速度
楽天回線エリア速度2

 

楽天回線は東京都目黒区内で平日の12時台(15Mbps)、18時台(36Mbps)に計測しています。

 

・パートナー回線エリア

パートナー回線エリア
パートナー回線エリア速度
パートナー回線エリア速度2

 

パートナー回線は横浜市内ので、どちらも夕方(17時から16時の間)で計測しています。

これはGalaxy A20に限らずですが、以前(2020年)はパートナー回線の方が速度が出ていましたが、最近では楽天回線エリアの方が速度が速い印象です。

どちらのエリアでも超高速というわけではないですが、スマホでYouTubeやNetflixなどの動画を視聴する分にはストレスはありませんでした。読み込みが極端に遅かったり、動画が途中で止まるようなことは今のところありません。

もちろん速度は利用する時間帯やエリアによって異なるので、あくまで参考値としてお考えください。これより速度がでることあるだろうし、遅いこともあると思います。

パートナー回線エリアから楽天回線エリアに移っても楽天回線を掴まないときの対処法

Galaxy A20に限らずですが、楽天アンリミットを利用していると、パートナー回線エリアから楽天回線エリアに入ったあとも、パートナー回線から楽天回線に切り替わらない(パートナー回線を掴み続ける)ことがあります。

その場合は機内モードのオン/オフをおこなうことで、楽天回線が利用できるエリアであれば楽天回線に切り替わります。それでも切り替わらない場合は端末の再起動で楽天回線を掴むようになるはずです。

それでもなお楽天回線に切り替わらない場合は、エリアマップ上では楽天回線エリアであっても、実際は楽天回線キャッチできない場所だと思った方がいいです。

楽天LinkアプリのSMS認証のためにパートナーエリアから楽天回線エリアに移っても、SMSを受信できない場合は一度機内モードのオン/オフをとしてみると受信できると思います。

ドコモ版Galaxy A20 SC02Mは楽天回線エリアのみで利用可能

au版、UQモバイル版のGalaxy A20(SVC46)とドコモ版Galaxy A20 (SC02M)では対応している周波数帯(Band)に違いがあり、楽天モバイルが利用する周波数帯との兼ね合いで、ドコモ版のGalaxy A20 SC02Mで楽天モバイルを利用する場合は注意が必要です。

楽天モバイルが利用している周波数帯は楽天回線がBand3パートナー回線(au回線)がBand18となっています。

au版、UQモバイル版のGalaxy A20 SVC46の対応周波数帯はLTEではBand1/3/18/26。つまり、楽天回線もパートナー回線もどちらも利用が可能です。

一方のドコモ版Galaxy A20 SC02Mの対応周波数帯はB1/3/19となり、楽天回線は利用できますが、パートナー回線の利用ができません。

生活圏が楽天回線エリア内であれば、ドコモ版Galaxy A20 SC02Mでの楽天モバイルの利用も検討の余地は十分にありますが、パートナー回線エリアに住んでいる場合や、パートナー回線エリアに頻繁に行く機会がある場合は今現在は楽天モバイルの利用はあまりおすすめできません。

ただ、楽天モバイルは2021年夏までに楽天回線エリアを人口カバー率96%まで拡大する予定であると発表しているので、そうなればより広いエリアで利用が可能になります。

ドコモ版Galaxy A20 SC02Mをサブ機として利用する場合などは全然ありだと思います。

プラン料金3ヶ月無料キャンペーン実施中

2021年4月8日から「プラン料金3ヶ月無料キャンペーン」が実施中です。

現在は契約事務手数料が無料になっており、最低利用期間、解約金の設定もありません。プラン料金無料の期間はサービス開始から時間が経つにつれ、無料期間が短くなっているので、迷っている場合は今のうちにお申し込みされることをおすすめします。3ヶ月無料で使えるチャンスをお見逃しなく!

加えて現在は5,000ポイント還元キャンペーンが実施中です。1年間無料で使えてポイントももらえるなんてどうかしてます。

詳しくは楽天モバイル公式サイトでご確認ください。

まとめ

  • Galaxy A20 SVC46で楽天モバイルUN-LIMITプランの利用は可能
  • 開通、電話、データ通信、SMS、テザリングOK!
  • 楽天Linkアプリの認証は楽天回線エリア内で行う必要あり
  • ドコモ版Galaxy A20 SC02Mは楽天回線エリアのみ利用可能
  • プラン料金が1年間無料になるのは2021年4月7日申し込み分まで
  • 2021年4月8日からはプラン料金3ヶ月無料に

※当記事の情報は万全を気していますが、その内容の完全性・正確性を補償するものではありません。