2020年からドコモ、au、ソフトバンクに次いで新たなキャリアの選択肢となった楽天モバイル。日本でスマホシェアナンバーワンのiPhoneとの組み合わせについて、1年以上iPhoneで楽天モバイルUN-LIMITプランを使ってきた筆者がeSIM機能の活用などその魅力を紹介します。
iPhoneを持っている人も、これからiPhoneを購入しようとしている人も参考にしてもらえる内容になっていると思います。
現在楽天モバイルは「とにかくiPhone持ってりゃ申し込まなきゃ損!」という太っ腹キャンペーンを実施してます。
最終的に楽天モバイルとiPhoneの組み合わせでスマホを使っていくかどうかは別として、簡単な手続きとスマホ操作で費用が発生することなく(タダで!)5,000円相当分の楽天ポイントが獲得できることを全iPhoneユーザーにお伝えしたい。
iPhoneを使っている方は読んでいただいて損はないと思います。
目次
楽天モバイルって本当にお得なの?気になる料金プランおさらい
楽天モバイルの料金プランはシンプルにワンプランのみ。「UN-LIMIT Ⅵプラン」この1つだけ。
ワンプランでありながら、データ通信をあまり使わなければ、料金は無料、もしくは低額になり、たくさんデータを使う場合は定額で無制限使い放題になるハイブリットプランです。
一昔前の携帯電話料金プランのような複雑な料金体系はなく、1つのプランで使った分だけの請求。他の大手3キャリアよりも安く設定されています。
UN-LIMIT Ⅵプラン料金システム
データ通信
データ通信料 | 料金 |
---|---|
〜1GB未満 | 無料 |
1GB〜3GB未満 | 980円(税込1,078円) |
3GB〜20GB未満 | 1,980円 (税込2,178円) |
20GB〜無制限 | 2,980円(税込3,278円) |
1GBまでは無料。20GB以上2,980円(税込3,278円)で無制限使い放題。
「使う人も使わない人もこれでイイ」と楽天モバイルは謳っていますが、まさにそんな感じ。データ通信をあまり使わない人もたくさん使う人も、プラン選びに迷う必要はありません。
今のところテザリングの通信量に制限はないので、ノートPCやタブレットでインターネット共有をしてもOKです。ポケットWiFi代わりに活用するのもアリ。
データ通信(パートナー回線エリア)
楽天回線は現在も拡大途中にあり、一部楽天の自社回線を使えないエリアもあります。
そういった地域ではパートナー回線としてau回線が利用できるようになっています。ただしパートナー回線エリアでのデータ通信は月に5GBまでです。
2020年4月のサービス開始当初は首都圏でもパートナーエリアとなる地域がそれなりにありましたが、現在はかなり楽天回線エリアが拡大され、広範囲で楽天回線が利用可能になっています。
エリアの確認はこちらからどうぞ
【楽天モバイル】 通信・エリア
音声通話
- Rakuten Linkアプリの利用で国内通話かけ放題
- 通常の音声通話(Rakuten Linkアプリを使わない発信)30秒20円(税込22円)
契約時手数料・最低利用期間・解約金
- 契約時事務手数料:無料
- 最低利用期間:なし
- 解約金:なし
ユニバーサルサービス料
3円/月(3ヶ月無料キャンペーン期間中は発生なし)
Rakuten Linkアプリを使った音声通話について
楽天モバイルを契約するとRakuten Liknアプリの利用が可能になり、国内通話は無料で発信できるようになります。
通話自体はLINEやFaceTimeを使っても無料で行えるわけですが、Rakuten Linkの特徴は携帯電話番号で発信が可能なこと。家族や友人とはLINEの音声通話で事足りますが、スマホから一般電話にかけたいことも案外多いはず。
例えば、レストランや美容院の予約をするとき。それ以外にもサポートセンターへの問い合わせなど、いわゆる業者に電話をかけたいときにはLINEではなく携帯電話番号から発信が必要になります。そんなときにRakuten Linkを使えば無料で発信できるわけです。
近年では「電話機能」の利用頻度は減っていると思いますが、これは地味に嬉しい機能です。
通常の音声通話発信は30秒20円
Rakuten Linkを介さないスマホ本体の電話機能から発信する場合は30秒20円(税込22円)の通話料が発生します。この30秒20円という通話料は大手キャリア3社も横並びで、業界の標準価格となっています。仮に10分通話をすると通話料は税込で440円。
Rakuten Linkアプリを使えば無料。この違いは結構デカイです。
ナビダイヤル等一部の電話番号への発信は無料通話の対象にならないので注意が必要です。これは他のキャリアでかけ放題プランを契約していたとしても同じです。
ちなみに
Rakuten Linkアプリは携帯電話番号で発信ができるわけですが、利用するのはデータ通信です。また携帯電話通信網の利用を必須としないので、圏外のエリアでもWi-Fiにつなげば携帯電話番号で発信・着信が可能です。一般的なデータ通信を使ったIP電話とは違い、RCS(Rich Communication services)という次世代の技術を使ったサービスです。
留守番電話は無料。その他オプション料金
留守番電話はドコモ、ソフトバンクでは月額330円(税込)費用が発生するオプションサービスですが、楽天モバイルは無料で利用できます。
有料オプション
- ノートン™ モバイル セキュリティ:220円/月
- スマホ操作遠隔サポート:550円/月
- 国際電話かけ放題:990円/月
- 故障紛失保証 with AppleCare Services:715〜1,309円/月
主要なオプションはこのあたりでしょうか。どれも必須のサービスではないので多くの人はオプションなしで問題ないでしょう。楽天モバイルで新規にiPhoneを契約する場合は「故障紛失保証 with AppleCare Services」の加入は検討対象になるかもしれません。
詳細やその他オプションは公式サイトでご確認ください。
【楽天モバイル】オプションサービス
楽天モバイル×iPhone速度計測結果
画像左が5Gでの計測結果。右が4G(LTE)での計測結果です。ともに楽天エリアでの計測しています。
5Gでは下り240Mbpsの速度が出ています。ただし5Gエリアは限られているので、基本的には4Gでの通信になると思いますが、約70Mbpsと十分な速度です。
実際、You tubeやネットフリックスなどの動画視聴で止まったりストレスに感じることはほぼありません。格安SIMにありがちな昼休みと帰宅ラッシュ時に極端に遅い速度になることもなく、それらの時間でも20〜50Mbpsは計測します。
最近あまりパートナーエリアに行くことがないですが、パートナー回線(au回線)でも20Mbps〜80Mbps前後を計測していました。
楽天エリア、パートナーエリアともに(5Gを除いて)爆速とまではいきませんが、実用上問題はない速度と言っていいでしょう。
新規申込者は3ヶ月間プラン料金が無料
現在楽天モバイルでは新規申込者を対象に「3ヶ月間プラン料金無料キャンペーンを」を実施しています。
「プラン料金」ってそもそも何のこと?
「プラン料金って一体なに?」という話ですが、いわゆる基本料金です。楽天モバイルの場合はデータ通信にかかる費用と理解してもいいでしょう。
楽天モバイルのUN-LIMIT Ⅵプランはデータ通信消費量によって金額が変わるのは前述の通りです。1GB未満なら無料、3GBまでは980円、20GBまでは1,980円、20GB以上は無制限に使えて2,980円と変化するこの部分がプラン料金です。「それが3ヶ月間無料になりますよ」というのがこのキャンペーンです。3ヶ月間は10GB使っても20GB使っても50GBでも無料です。
データ通信とRakuten Linkの利用だけならホントにタダ
「それ以外の費用は発生すんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、音声通話はRakuten Linkを使えば通話料無料になるので、Rakuten Linkを使わない音声通話(電話機本体の電話アプリからの発信)をしたり、遠隔サポート等のオプションを付けたりしない限り費用は発生しません。
Rakuten Linkアプリを使わない通話は費用が発生すると言っても、LINEやFace time Audioでの通話はデータ通信を使った通話になるのでもちろん費用はかかりません。
楽天モバイルは契約時の手数料や解約金もないので、とりあえず使ってみて気に入らない場合、無料期間内に解約すれば支払いはナシです。
キャンペーンの詳細はこちらから
【楽天モバイル】プラン料金3カ月無料キャンペーン
新規申し込みで5,000円相当分の楽天ポイントがもらえる
もう一つの新規申込特典が「初めてお申し込みでだれでも5,000円相当分ポイント還元キャンペーン」です。
キャンペーンタイトルの通り、初めて楽天モバイルのUN-LIMITプランに申し込む人は5,000円相当分の楽天ポイントがもらえるという特典です。
2020年12月8日から実施されているキャンペーンで、開始当初は公式サイトのトップページで大々的に案内がされていました。しかしなぜか現在は頑張って探さないと見つからないほどキャンペーン詳細ページへの動線がわかりにくくなっています。
そのためこのキャンペーンが終わったと思っている人もいるようですが、詳細ページが見つかりにくいだけで2021年7月現在でも継続中のキャンペーンです。
現在は「お乗り換えが超おトク!最大25,000円相当分をポイント還元!」というページの中にひっそりと記載されています。
キャンペーンの詳細が記載された公式ページのリンクを下に貼っておきます。
【楽天モバイル】だれでも5,000ポイントプレゼントキャンペーン詳細
ちなみに最大還元の25,000円相当分のポイント還元は楽天モバイルの契約と同時に対象のAndroid端末を購入した場合の還元額です。
5,000ポイント還元には条件がありますが、申込後利用開始をして、指定のアプリを利用するだけでクリアできるのでさほど手間はかかりません。これについは後述する楽天モバイル契約で5,000ポイントを獲得するための4ステップの中で詳しく説明しています。
他社から乗り換え(MNP)なら合計20,000円相当分ポイント還元
だれでも5,000ポイントに加えて、MNPで楽天モバイルに乗り換える場合はプラスして15,000円分の楽天ポイントが還元があり、合計20,000円相当分ポイントの還元になります。
MNPでの乗り換えが必要なので「試しに使ってみたい」という場合あまり向きませんが、もう楽天モバイルに変えようと決めている人はMNPでのお申し込みが断然お得です。
iPhoneを持っていれば誰でも5,000円分の楽天ポイントがもらえるチャンス
さて、ここまでお読みいただいてお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、iPhoneを持っていれば誰でも5,000円分の楽天ポイントをコストをかけずに獲得することができます。
契約手数料はなくプラン料金も3ヶ月間は無料。解約する場合も解約金なし。そして新規契約で5,000円分ポイントが還元される。
つまりこれはどういうことか。申し込みをして利用開始さえすれば出費なしで5,000円分のポイントがもらえてしまうということ。これが今の楽天モバイルなのです。
極端な話、ポイントだけ獲得して3ヶ月以内に解約すれば持ち出しなしで5,000楽天ポイントが手に入ります。
別に即解約を推奨しているわけではないですよ。仕組み上そういうことも可能だという話です。
ただ楽天モバイルは1GB未満のデータ通信量であればプラン料金は無料になるので焦って解約する必要もありません。特に次で説明するeSIM機能と組み合わせれば、今使っているキャリアとの契約はそのままに、楽天回線を“予備回線“として追加することもできます。(※4ヶ月目以降はユニバーサルサービス料が月3円発生します。)
楽天モバイル×iPhoneで使えるeSIMってどんな機能?
日本ではスマートフォンシェアにおけるiPhone利用者の割合が高く、スマートフォンユーザーの5割以上がiPhoneを利用しています。この数字は世界的に見ても高いシェア率です。iPhoneを使っている人はたくさんいる訳ですが、そのiPhoneに搭載されたeSIMという便利な機能を活用している人はかなり少数派ではないでしょうか。そもそも「eSIMってなんですか?」という人も多いと思います。
簡単に説明します。
ほぼ全てのスマートフォンにはSIMスロットが搭載されており、ほぼ全ての人はそこにSIMカードを挿入してスマートフォンを利用しています。挿入するSIMカードのサイズは端末によって異なりますが、最近の機種はほぼナノSIMです。iPhoneもiPhone5以降は全てnanoSIMです。他にもマイクロSIM、スタンダード(標準)SIMといったサイズがあり、これらは物理SIMと言われます。
一方、eSIMは本体にデジタルな情報として保存できるSIMです。物理的なカードを必要としません。QRコードを読み込むだけでスマホ本体に書き込みができてしまいます。
日本ではeSIM対応のプランが普及していないこともあり認知度は低いですが、XS以降のiPhoneはこのeSIMに対応しています。他にもGoogle pixelの一部機種などが対応していますが、まだまだ少数派です。
eSIM対応のiPhone
eSIMに対応したiPhoneシリーズは以下の通り。
iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro MAX、iPhone SE(第2世代)、iPhone 12 mini、iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max
XR以降のiPhoneがeSIM機能を搭載しています。
もちろん物理SIMだけでiPhoneを運用することも可能ですが、物理SIMを使わずにeSIMだけで運用することも可能です。
さらにiPhoneは物理SIMとeSIMを組み合わせてデュアルSIM(2回線)運用も可能です。例えば物理SIMでドコモ回線を使い、eSIMで楽天回線を使う、といった運用も可能になります。
このeSIMを活用することで楽天モバイルの導入がかなり楽になります。楽天モバイルは現在「3ヶ月間プラン料金無料キャンペーン」を行なっているので、「とりあえず楽天モバイルがどんなものか使ってみたい」というiPhoneユーザーは、楽天に乗り換えることなく、今現在使っているドコモなどの回線に楽天回線をeSIMで追加することにより気軽にお試しができます。
楽天モバイル以外のeSIM対応プラン
楽天モバイル以外にもeSIM対応プランを提供している通信事業者があります。格安SIMのiij、そして2021年7月14日からソフトバンクもサービスを開始しています。これからどんどんとeSIM対応プランが増えてくると思います。選択肢が増えることはいいことです。
現状、MVNO(格安SIM)のiijのeSIMプランは利用するギガ数によっては楽天モバイルより費用を抑えられる可能性があります。ただし格安SIMの宿命である混雑時の回線速度は避けられません。
ソフトバンクは回線速度の安定は申し分ないです。お昼休みの時間でも帰宅ラッシュの時間でも格安SIMのように極端な速度低下は起こりません。しかし料金面では楽天モバイルほど安くはない。というか高い。そんな感じです。
楽天モバイルは速度も安定していて料金もキャリアの中では一番安い。また両者にない特徴として1GB未満のデータ通信量であればプラン料金が無料になるという強みがります。サブ回線、バックアップ回線としてiPhoneに追加したい場合にもこの料金体系は助かります。
デュアルSIMで何ができる?
物理SIMとeSIMを組み合わせることでスマホの利便性をさらにアップさせることが可能です。
音声通話・SMS
物理SIMの回線とeSIMの回線、2つの電話番号で着信と発信が可能です。手動で切り替える必要はなく、同時に2回線で待ち受けが可能になります。
発信は「デフォルトの音声回線」に設定した回線から発信されますが、発信時に選択も可能です。また前回eSIMで発信を行なった相手に対しては次回の発信もeSIMの電話番号が優先されます。さらに連絡先でどちらの回線から発信をするか登録が可能なので、一度設定してしまえば簡単に番号を使い分けられます。仕事とプライベートで電話番号を使い分けたい場合にも便利です。
ただし楽天モバイルの場合はRakuten Linkアプリを利用した場合に通話料が無料になるので、通常楽天モバイルの番号からの発信はRakuten Linkアプリから行うことになる思います。
iMessageやSMS/MMSも2つの電話番号から送信可能で、送信前に電話番号の選択が可能です。
データ通信
物理SIMとeSIM、2つの回線でデータ通信が利用可能になります。
あらかじめどちらの回線でデータ通信を行うか選択が必要ですが、必要に応じて切り替えが可能です。
音声通話は物理SIMをデフォルトの発信に設定し、データ通信はeSIMをデフォルトの回線に設定するといったことも可能なります。
実際に僕は音声はドコモ(音声通話の優先発信回線)、データ通信は楽天モバイルという設定で使っています。
eSIMと組み合わせてずっとタダで楽天回線を所有する
さらにここからが楽天モバイルとiPhoneの相性の良さが発揮されるところです。
上記で説明している通り、楽天モバイルの「UN-LIMIT Ⅵ」は1GB未満のデータ通信量であればプラン料金は0円(タダ)になります。これはiPhoneのeSIM機能ととても相性がいいんです。
というのは今現在SIMカードを挿入してドコモ、au、ソフトバンク(もしくはその他格安SIM)の回線を使っているとします。通常新たに通信事業者と契約を行った場合はSIMカードを差し替えて利用する必要があります。
しかしeSIMに対応した楽天モバイルのプランは、現在使っているSIMカードを挿入したまま、新たにiPhoneにプランを追加できます。iPhoneはデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応しているので2つの回線を同時に待ち受け状態にしておくことが可能なのです。
別に使わなくてもいいんです
つまり、楽天回線はガンガン利用することも可能ですが、iPhoneに入れて全く利用せずに寝かせておくことも可能ということです。
データ通信を使わなければ料金は発生しないわけですから、無料期間が終わる3ヶ月以内に焦って解約する必要もありません。4ヶ月目以降契約を継続してもデータ通信が1GB未満ならプラン料金は無料です。(※無料期間終了後の4ヶ月目以降はユニバーサルサービス料3円/月は発生します)
電話番号を2つ持つことができるし、いざというときのバックアップ回線として入れておいて損はありません。
eSIMに対応していない古いiPhoneの場合でも楽天モバイル自体に対応している端末であれば、SIMの差し替えで楽天回線の利用、ポイントの獲得は可能です。ただし日本で発売されているiPhoneはSIMスロットが1つなので、eSIMに対応していない場合は2回線運用はできません。
といっても1GB未満のデータ通信が無料になるので楽天回線を寝かせておくこはeSIM同様可能です。SIMの抜き差しや保間の手間はかかりますが。
ここまで読んでおわかりいただけたと思いますが、他のキャリアから楽天モバイルに乗り換えたい人はもちろん、今のところ乗り換えるつもりがない人でも、対応したiPhoneさえ持っていれば誰でも5,000円分の楽天ポイントがもらえるのが今の楽天モバイルです。
とはいえ、楽天モバイルは料金プランがどのキャリアよりも安く、メイン回線としての利用を検討してみる価値があるのも事実です。プラン料金が無料になる3ヶ月間は積極的に楽天モバイルを使ってみて、自分の使い方に合っているか確かめることをおすすめします。
対応したiPhoneを持っていれば誰でもポイントがもらえるのは確かですが、いくつか簡単な条件があります。次の項目で獲得に必要なステップを確認してみてください。
楽天モバイル契約で5,000ポイントを獲得するための4ステップ
- ステップ1:対応したiPhoneが必要
- ステップ2:SIMフリーもしくはSIMロック解除をしたiPhoneが必要
- ステップ3:公式サイトから申し込み
- ステップ4:利用開始&Rakuten Linkを使った10秒以上の通話
ステップ1:対応したiPhoneが必要
まずはお手持ちのiPhoneが楽天モバイルに対応していなければ始まりません。と言っても現在現役で使われていると思われるほとんどのiPhoneが対応しています。
楽天モバイル対応iPhone
iPhone 6s、iPhone 6s plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 plus、iPhone 8、iPhone 8 plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro MAX、iPhone SE(第2世代)、iPhone 12 mini、iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max
端的にいうとiPhone6s以降の機種から利用可能。楽天が公式に動作確認をおこなっています。
その中でeSIMに対応しているのは次の通り。
eSIM機能搭載iPhone
iPhone XR、iPhone XS 、iPhone XS、iPhone1 1、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro MAX、iPhone SE(第2世代)、iPhone 12、iPhone 12 mini 、iPhone 12 Pro 、iPhone 12 MAX
eSIMに対応しているのはiPhone XS以降の機種です。
すでに上記端末を持っている人はステップ2へどうぞ。
楽天モバイルでiPhoneを新規契約する
これからiPhoneを購入しようと考えている人は楽天モバイル申し込みと同時にiPhoneを購入することで「だれでも5,000円相当分ポイント還元」に加え15,000円相当分の楽天ポイントの還元があります。
楽天モバイルでのiPhoneの購入は24回の分割払いに加え、楽天カード会員なら48回払い(楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム)の選択が可能で、iPhone12miniの場合月々1,828円から購入できます。また「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」は機種変更時に端末の返却をすることで25回目以降の支払いが無料になります。他のキャリアでもお馴染みになっている購入方法ですね。
詳しくは公式サイトでご確認ください。
【楽天モバイル】iPhone一覧
ちなみに楽天モバイルのUN-LIMIT Ⅵプランを契約せずに、iPhone端末のみの分割購入も可能です。
ステップ2:SIMフリーもしくはSIMロックを解除したiPhoneが必要
ステップ1に記した楽天モバイルに対応したiPhoneであり、かつSIMフリー、もしくはSIMロックを解除した端末である必要があります。
通常ドコモ、au、ソフトバンクで購入したiPhoneはそれぞれのキャリアのサービス(SIMカード)のみで利用できるようにSIMロックがかかっています。SIMロックを解除することで楽天モバイルをはじめ他社のサービスで利用が可能になります。
SIMロック解除の手続きは簡単で、My docomo、My au、My ソフトバンクなど各社のマイページから申し込みをするだけ。早ければその日のうちにSIMロックが解除されます。
SIMロック解除の手続きは店頭でもできますが、料金支払い方法がクレジットカード以外の場合は手数料として3,300円が発生するので各社WEBサイト(マイページ)からの手続きをおすすめします。
また毎月の料金支払い方法がクレジットカード以外の場合、SIMロック解除するには購入かいら100日以上経過している必要があります。
各社SIMロック解除ページ
ステップ3:公式サイトから申し込み
5,000ポイント還元キャンペーン自体は店頭で申し込んだ場合も対象になりますが、楽天モバイルは実店舗が少なく、現在は事前予約制ということもあり、利便性に欠けます。
そのため現状はインターネットからの申し込みがベストです。申し込みの混雑状況にもよりますが2日前後でSIMカード(eSIMの場合はQRコード)が登録住所に届きます。
申し込みの際は現住所の記載された下記の身分証明書が必要になります。
運転免許証などは補助書類なしで申し込み可能ですが、健康保険証やパスポートは公共料金の請求書等の補助書類が必要になるので注意が必要です。
利用可能な身分証明書(補助書類必要なし)
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 療育手帳
利用可能な身分証明書(補助書類が必要)
- 身体障がい者手帳
- 健康保険証
- 日本国パスポート
- 住民基本台帳カード
利用可能な補助書類
- 公共料金の請求書・領収書(電気・ガス・水道のいずれか/新電力、LPガス、プロパンガスも可)
- 住民票
- 届出避難場所証明書
いずれも発行から3カ月以内で、氏名、住所が申し込み内容と一致している必要あります。
ステップ4:利用開始&Rakuten Linkを使った10秒以上の通話
スタートガイドを参考にSIMカードで申し込みをした場合はSIMカードの挿入、eSIMで申し込みをした場合はQRコードの読み込みをして楽天回線の利用を開始します。
eSIMでの設定方法はスタートガイドにも記載がありますが、こちらの記事で詳しく解説しています。iOSのバージョンにより若干の違いはありますが概ね変わらないはずです。
Rakuten Linkを使った10秒以上の通話
次にRakuten LinkのをApp storeからダウンロードして、初期設定を済ませたらRakuten Linkを使って10秒以上通話をする必要があります。
一般電話か携帯電話であれば発信先に縛りはないので、この機会に実家にでも電話して両親に普段の感謝の気持ちを伝えましょう!新しい携帯番号からの発信なのでオレオレ詐欺には間違われないように。
「おれだよ、おれ。携帯番号が変わってさ…」なんて言って10秒以内に切られてしまったらポイント獲得条件を満たせないのでご注意を。
以上が5,000ポイントを獲得するために必要な条件です。
文章にするとめんどくさそうですが、実際にやることは簡単で、公式サイトから申し込みをして自宅にSIMが届いたら挿入(設定)をしてアプリを1つダウンロードして10秒通話をするだけです。
ポイントはいつもらえるの?
ポイント付与は「Rakuten UN-LIMIT VI」のプラン利用開始および「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日頃に付与されます。7月に利用開始をすれば9月末に付与されます。
以上お読みいただければiPhoneを持っている人全員に楽天モバイルの契約をオススメしたい理由がお分かりいただけたと思います。
3ヶ月は楽天モバイルの価値を確かめるのに十分な期間
「費用はかからないとはいえ、5,000円相当分のポイントのためにそんなの面倒だ」と思われるのであればそれまでですが、WEB上での申し込みとアプリを使った10秒以上の通話で5,000ポイントがもらえるのであればこんな美味しい話はないです。
もちろん、楽天モバイルのサービス自体は他社に比べ価格面でアドバンテージがあり、3ヶ月の無料期間後も契約継続を検討する価値はあると僕は思っています。現にサービス開始当初から1年以上楽天モバイルを利用し、無料期間が終了したあとも契約を継続しています。それどころかサブ機にも楽天回線を導入し、現在2回線契約をしています。
プラン料金無料が適用される3ヶ月間は楽天モバイルをメイン回線として使っていくか見極めるには十分な期間です。3ヶ月で見切りをつけるにせよ、その後も楽天モバイルを利用していくにせよ、とりあえず申し込んでしまってOK!ポイントまでもらえてラッキー!というのが今の楽天モバイルです。
キャンペーン終了期間は未定ですが、プラン料金無料の期間はサービス開始当初に比べ短くなっているので、現在のキャンペーンもいつ終わるかわかりません。迷っているならとりあえず申し込みをオススメします。得はしても損はしないキャンペーンですから。