NURO光申し込みから開通までの1ヶ月の流れと注意点をまとめてみた

NURO光申込みから開通までにかかった時間と流れをまとめてみました。

ざっくりとした流れはこんな感じです。

11月9日   公式サイトから申込み(同時に工事日指定)
11月19日 宅内工事
11月28日 屋外工事予約が可能になる→予約
12月11日 屋外工事→開通

申し込みから開通まで32日。約1カ月かかりました。

これでも比較的早い方だと思います。

以下に詳しい流れと押さえておきたいポイントをまとめました。

11月9日 公式サイトからNURO光申込み

11月9日にNURO光公式サイトから申込み。自分は5階建ての賃貸マンションに住んでおり、NURO光G2Vプランを申し込みました。

その際に1回目の工事日(宅内工事)も予約し、一番早く都合がつけられそうな11月19日(申込み日から10日後)を選択しました。指定できる最短日時は時期や混雑状況にもよりますが、およそ1週間後以降のようです。

ちなみに選択できる時間帯は『午前』、『午後1』、『午後2』の3パターンです。詳細な時間に関しては前日、および当日に工事担当者から電話があります。

Point

土日を選択すると別途3,000円発生します。平日に在宅が可能な場合はなるべく平日を選択したいところです。ちなみに申込者本人の立ち合いが難しい場合は家族や知人など代理人でも可能です。ただし申込者本人と連絡がとれる状態にあることが必要なようです。

予約をした翌日、工事日確定のお知らせが登録した携帯電話番号にSMS届きました。基本的に工事日の連絡はSMS(ショートメール)で送られてきます。

Point

NURO光の申込みと同時に1回目の工事日が指定できるのは公式サイトからの申込のみです。代理店サイト経由での申込みでは同時に工事日は指定できないので注意が必要です。

11/11 マンションの管理会社に工事の許可とMDF解錠依頼をする(申し込みから2日)

マンション管理会社に工事の許可とMDF開錠の依頼をしました。電話をする前は認めてもらえるか少し不安でしたが、インターネットの回線工事があることを伝え、工事日当日にMDFを開錠しておいて欲しいと伝えると「はい、わかりましたー」とすんなり話は進みました。管理会社の人もこの手の依頼には慣れているようでした。

Point

集合住宅に住んでいる場合は工事日が確定したら、早めに工事の許可及びMDFの開錠依頼の連絡をオーナーまたは管理会社に取るようにしましょう。MDFがなんだかわからない場合でも、管理会社の人はほぼ間違いなく知っているのでそのまま伝えれば大丈夫です。

ちなみにMDFとは Main Distribution Frameの略で、日本語では主配線盤と呼ばれます。集合住宅やオフィスビルなどの共用部に設置され、外部から引き込んだ電話回線やインターネット回線を集約的に管理し、そこから各部屋へと分配しています。

11/18(工事日前日)担当者から訪問時間の連絡(申し込みから9日)

宅内工事前日に工事担当者からおおまかな訪問時間を伝える電話がかかってきます。あくまで目安の時間であり、当日に前に入っている工事の進捗などによって前後する可能性があるようです。「明日(工事日当日)また改めて連絡します」との事でした。

11/19 宅内工事当日(申し込みから10日)

宅内工事は午後の早い時間帯の予定(午後1)を指定していましたが、午前中に工事担当者から電話があり14時前後に到着すると連絡がありました。

そしてほぼ14時ちょうどに工事担当者が到着。マンションの構造と室内の設備を確認し、MDFから回線の引き込み作業が行われました。その間工事担当者が室内とマンションの共用部を行ったり来たりします。

自分の住んでいるマンションは回線の引き込みの際に壁に穴を開けたり特別な作業は必要なく、既存の設備を使い回線を室内に通してもらったのですが、少々手こずったようで作業は2時間かかりました。

公式サイトに記載されている作業時間は1時間から2時間となっているので、一応時間内に終わったようです。

ちなみにネットはまだ繋がりませんが、宅内工事日にルーター機能搭載のONUが室内に設置されます。

Point

マンションなどの集合住宅の場合、室外から引き込んだ回線が浴室の上を通って室内に出される場合があります。その場合は浴室の天井を開けて作業をする可能性があるので、気になる人は室内だけでなく浴室周りもきれいに片付けておくといいかもしれません。

11/28 屋外工事の予約が可能になる(申し込みから19日)

宅内工事から9日経過後、ようやく屋外工事の予約が出来るようになりました。案内はSMSで送られてきます。

ちなみにこの時点で予約が出来る(空きのある)最短日時がこの日から13日後の12月11日。表示は12月5日頃からされていましたが、12月11日の午後より前の枠は「×マーク」が表示され選択できない状態でした。幸い自分は11日に仕事の都合をつけることができたので、選択できる最短日時で予約。

翌日「屋外工事日確定のお知らせ」をSMSで受信したました。

Point

屋外工事の日程が決まったら1回目の宅内工事同様、マンションの管理会社に連絡し、工事がある旨の説明とMDFの開錠依頼を依頼する必要があります。

12/10 屋外工事前日(申し込みから31日)

屋外工事の前日に工事担当者から翌日の日程について電話が入ります。午後の部で予約していましたが、可能であれば11時から14時の間に工事を行いたいとのことでした。また当日改めて連絡をくれるそうです。

ちなみに集合住宅の屋外工事は、近所の電柱に取り付けられたNTTのスプリッターから光回線を建物内のMDFに引き込む作業と、MDF内の作業の2つがあります。それぞれ別の業者が対応するため、屋外工事当日は2つの業者の訪問があります。この日電話をくれたのは先に工事を行う業者のみでした。

12/11 屋外工事当日(申し込みから32日)

当日工事担当者から12時到着予定との連絡がありました。

前述の通り、当日は2つの業者の訪問があります。まずは建物近くの電柱に取り付けられたスプリッタから光回線を建物内のMDFに引き込む作業です。こちらは12時からおよそ20分ほどで終了。この作業はNTTから委託を受けた業者により行われました。

NURO光の工事風景電柱にあるスプリッタから建物内MDFへの回線の引き込み作業

その作業が終わるとソネットの工事担当者(おそらくこちらも下請け)の訪問がりました。こちらは工事というほど大げさなものではなく、MDF内の簡単な作業で10分ほどで終了します。

どちらの業者も室内に入ってくることはありません。ただし、2つ目のソネットの工事の際は、工事担当者がMDFを開いて作業をしている過程で、自宅の室内に置いてあるONUのランプ表示を確かめる必要があるため電話がかかってきます。

ソネット「XXXのランプは点灯または点滅してますか?」
自分「はい」

こんなやりとりを数回行い、そのまま電話で工事完了を伝えられておしまいです。これで全工程終了。

2回の工事を経てNURO光開通!

申し込みから約1カ月かかりましたが、ようやく開通しました。

さっそくMacBookとスマホを無線接続してみましたが、フレッツ光と比べれば雲泥の差です。無線でも400Mbps〜500Mbps前後を安定して計測できました(Wi-Fiは5GHz帯で接続してます)。フレッツ光のときは時間帯に限らずここまでのスピードがでることがなかったので個人的には大満足です。NUROは夜間でも速度は安定してます。

Wi-Fi接続したスマホでの計測結果はこんな感じです。

NURO光夜の速度計測結果2
NURO光夜の速度計測結果
NURO光速度計測結果

1つ目と2つ目の画像はネットが混み合う夜間の時間帯(21時台と22時台)の計測結果ですが、NUROは夜でも高速で通信ができています。3枚目は計測結果のリストですが、どの時間も安定して速度が出ているのがわかると思います。

PCなどにLANケーブルを繋いだ有線接続ではさらに早い速度が期待できます。

この記事のまとめ
  • 申込から開通までにかかった日数は32日。
  • 宅内工事終了から屋外工事日が選択できるようになるまで時間がかかる(今回は10日前後)。
  • 閑散期で最短の工事日に都合を合わせられる場合でも開通までに1ヶ月かかった。
  • 繁忙期はおそらく2カ月、もしくはそれ以上の時間がかかる。
  • 1回目(宅内工事)と2回目(屋外工事)の日程が決まったら管理会社もしくは大家に早めに許可をとる。
  • 申込みは同時に1回目の工事日を決められる公式サイトからの申込がおすすめ(代理店経由の申込みの場合はNURO光の申込みの際に同時に宅内工事日の指定はできない。